風営法に則った風俗の男性求人を

風営法とは「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」を略した言葉で、性風俗に限らずパチンコやビリヤード、クラブやゲームセンターなどにも関わる日本の法律です。
少年少女の健全な育成の障害になり得る施設に対して、一定のルールを国が決める内容となっています。
商売は自分の利益だけを追求するものではありません。
社会に及ぼす影響も考え、国の定めたルールに則って健全経営を心掛けなくてはならないのです。
そして、風俗店で働くなら必ず風営法に則ったお店を選ぶべきです。
一般企業もそうですが、コンプライアンスがしっかりした会社でないと働きたくないですよね。
風営法に則しているかどうかの見分け方
風営法を遵守した許可店かどうかは、大手風俗メディアに掲載されているか否かで判断するのがいいでしょう。
「風俗」や「デリヘル」と検索して1ページ目に表示されるサイトは、ほとんどが大手風俗媒体です。
媒体側も違法店を掲載したくはありませんから、掲載する前にしっかりとした審査を設けています。
ですから、風営法に則った許可店でなければ掲載されることはありません。
高収入で待遇も良く、勤務地もバッチリな風俗に応募するなら、一度大手風俗メディアをチェックしてみましょう。
(令和7年6月5日追記)
令和7年6月 改正風営法が施行
悪質ホストクラブ問題を受けて、風営法が大幅に改正されました(令和7年6月28日より施行)。罰則の大幅強化、新たな禁止行為の追加など、これまでとは比較にならないほど厳格な規制が導入されています。
令和7年風営法改正の主要ポイント
悪質ホストクラブ対策
- 「色恋営業」の禁止
- 料金の虚偽説明禁止
- 威迫・困惑行為の禁止
- 売春強要の厳罰化
スカウトバック禁止
- 性風俗店→スカウトへの報酬支払い禁止
- 罰則:6ヶ月以下の拘禁刑または100万円以下の罰金
無許可営業の厳罰化
個人:5年以下の拘禁刑または1,000万円以下の罰金
法人:3億円以下の罰金(従来の150倍)
許可要件の強化
- 親会社等の違反歴も考慮
- 取消から5年間は関連企業も許可不可
施行スケジュール
令和7年6月28日施行
主要な禁止行為、スカウトバック規制、無許可営業罰則強化
令和7年11月28日施行
欠格事由の追加
【2025年版】安全な風俗店の見分け方
従来の判断基準では不十分に
これまでは「大手風俗メディアに掲載されているかどうか」で判断する方法が一般的でしたが、令和7年の改正によりより厳格な基準での判断が必要になりました。
改正後は形式的な許可取得だけでなく、実際の営業内容(色恋営業、スカウトバック等)も厳しく規制されるため、より詳細な確認が重要です。
基本事項
- 風営法許可証の掲示確認
- 大手メディアへの掲載状況
- 営業時間の法令遵守
- 年齢確認の徹底
適法性
- 料金体系の明確な説明
- 威迫的な勧誘の有無
- スカウトバック制度不使用
- コンプライアンス体制の整備
危険な兆候
- 恋愛感情を煽る営業
- 曖昧な料金説明
- 過度な借金推奨
- 威圧的な態度
推奨される確認方法
事前確認
- 複数の大手メディアでの掲載確認
- 店舗の口コミ・評判調査
- 料金体系の事前確認
- 営業方針の確認
面接・初回時の確認
- 許可証の店内掲示確認
- 労働条件の書面での説明
- コンプライアンス研修の有無
- 相談窓口の設置確認